■Nagato ナガト ながと 長門!
あ-涼宮ハルヒの憂鬱ファンの諸君、おはよう。
最初に断っておくが、俺はこの作品のコアなファンと言うわけではない。
昨夜のFF11のアサルトでの
残鉄の
斬新なマクロに脳が焼かれたのだろう。珍しいことである。
夢をみた。
もちろん冒頭にあるようにハルヒの世界の夢だ。
どうゆう設定なのかよくわからんが、なんとなく雰囲気から林間学校のような真っ只中に俺はキョンの精神として目覚めたようだ。
そこ笑っていいぞ。
俺だって、「何だ、この設定。高校生にもなって林間学校ってどういうアホ学校だ」とキョンの声優、ほらだれだっけ? あの声優さんの声が脳内でナレータツッコミ来るほどですよ。
まあとりあえず林間学校てなわけで、山の中から食料調達に下山しているわけだが、そういうことは登る前に済ませとけ先生。
とりあえずだ、ハルヒのやつは特に不満もなくビーム射出機と仲良く雑談もといセクハラしつつ下山してるわけだが、ああいうのはとめなくていいのが学友よ。先生よ。
というかなんで上級生が同じ林間学校に出ているのだ?
買い物を集団で済ませると今度は同じ道を戻る。
なにもひと学年全員行列で買い物済ませるのはどうかと思う。
レジのおばさんに俺が変わりに心の中で謝っておく。よし反省終了。
外を見るとなんだか山のてっぺんの方の天気が危うい。
小泉の奴がラジオを聞いていたらしく、これから嵐が来るからさっさともどろうと提案する。
まあ集団マラソンいきなり決行するわけにも行かず、これまた普通に行列になってもどるのだが、
戻る途中なぜか『ここ近道ですから』と水力発電所の中を通る。
まあ夢の中の出来事なので、たいていの矛盾やアホ設定には目を瞑ろう。しかし、
ガードマンに気さくに挨拶し、トンネルに入り出た先は砂防ダム。
あ、知らない人たちの為に解説すると、砂防ダムというのは斜面の急な小川にダムを設け、土砂崩れを防ぐために設けたダムだ。
決してよく皆が知る発電や治水の為に水を溜めている大きなものではなく、川の流れていない枯れた小川にも設置されている比較的小規模のコンクリの壁みたいなやつ。
俺らが通ったダムも、同様に水は枯れており川の跡を山道のように歩いていく。
ちょっとまて、あのガードマンや発電所の親父達は砂防ダムでいったいなんの管理をやっているのだ。
大丈夫か日本。もうちょっと予算の使い方考えたほうがいんじゃないか?
とりあえず登り坂は終わり、今度はひたすら這松のある山道を下る。
よく山に登っている人ならもうお分かりだろう。
這松は標高の高い場所の山のてっぺん、稜線沿いに生えている丈が膝下くらいしかない小さな松の事だ。
俺の知っている限り、2000メートル級以上の稜線にしか生えてなかったような気がするんだが……、
あ、下の方から登ってくる登山者のパーティが。
「こんちわーっす。頂上はもう少しですからがんばってください」
山の人の挨拶を交わす。
あの人達は山の上の砂防ダムに何のようだろうか? 関係者? おつかれさまです。
そもそも山のてっぺん近くに砂防ダムとはどういうことなのか?
私の傍の長門がかわいいのでまあ許す。
そー言えば、ラララ忘れ物、ごゆっくりーな奴は始終出てこなかったな。風邪でもひいたのか?
馬鹿でも風邪引くのだな。雨にならんといいが。って雨近づいてるな。しかも嵐ときたものだ。
すごいな、我ながら複線の多さにちょっと関心したぞ。
おっと、感心したところで長門の胸に触れてしまった。
「すまん、その不慮の事故だ、気にするな」
(残鉄のネームカード勝手に借用)
「……別に気にしてない」
長門かわいいよ長門。夢の中なのに我ながら理性の高さに嘆く。
俺もうちょっと気を利かせて長門の腕を掴んで藪の暗がりの中に迷い込むなりなんかしろよ。
と言うところで目が覚めた。
これを夢判断したらどんな結果がでてくるのか?
おっぱい?